お馬の応援屋 は、現在準備中です。

2015/05/09 10:00

エイタイムさんの形見分けに馬服がほしい、というのは、かねてからあったご要望でした。

とはいえ、亡くなってすぐは牧場さんもそんな気になれるはずもなく、
あんなもんどうやって送るんだよという話もあり。

「でもやっぱり何か形見が・・・」
というご要望を最近また頂いたので、四十九日も過ぎたことだし、牧場さんにお尋ねしてみました。
するとなんと!
奇跡的にエイタイムさんにビリビリにされた馬服は今も捨てずに残っているとのこと。

普通に考えて、普通の馬は馬服を破きません(笑)
逆を言うと、あのビリビリ馬服は、エイタイムさんがエイタイムさんという馬であったという確かな証拠(笑)

だって、瀕死の3本足の馬っていうのは、もっとしおらしくしているもんだよ(笑)
考えれば考えるほど、あのひとって存在がおかしい。
なんかそれって、良くわからないけど元気づけられる。

これは形見分けだけではなく、
わしのように型破りに強く生きろ!っていう元気のお守りにならないかな!?
って、思ったのです。

さすがに服の切れ端だけじゃアレなので、今回のためだけに新しく絵を描きました。



何でもかんでも売るな!って言うかもしれないけど、
正直私はそういうきれいごとを言う気はない。

だってお馬さんが生きていくには、毎月莫大なお金がかかるんだよ。
(分からないなら農林水産省に資料があります)

お馬さんって、乗る・使役する・肉になる、くらいしかお金になる方法なくない?
ある?
あるなら教えてほしい。
毎月お馬さん達を食べさせていくだけのお金を、お馬さん達が稼ぐ方法を教えてほしい。

私には今、アイデアでも物でも、何でもかんでも売って興味を持ってもらって、
引退馬への注目とお金を集めるってことしかできない。

人の心次第じゃん。この子たちが生きるも死ぬも。生かされるも殺されるも。